[メイン] カリーニン : x5 3d6 #1 (3D6) > 14[4,4,6] > 14 #2 (3D6) > 11[6,2,3] > 11 #3 (3D6) > 9[1,4,4] > 9 #4 (3D6) > 7[2,4,1] > 7 #5 (3D6) > 5[1,2,2] > 5

[メイン] カリーニン : x2 3d6 #1 (3D6) > 4[1,1,2] > 4 #2 (3D6) > 13[1,6,6] > 13

[メイン] カリーニン : 3d6 (3D6) > 13[3,4,6] > 13

[メイン] GM : では…出航ですわ~!!!

[メイン] 鬼瓦 輪 : 出航だ!!

[メイン] GM :  

[メイン] GM :  

[メイン] GM :  

[メイン] GM : とある6月の昼間。

[メイン] GM : あなたは警報機が鳴り響く中、踏切前で横断待ちをしている。
背後で同じく信号待ちをしていた女子高生の噂話がなんとなく耳に入った。

[メイン]   : 「ねえ、知ってる?
何年前かは分からないけど、この踏切で女の人の飛び込み自殺があったんだって。
遺体の一部がまだ見付かってないらしいよ。
だから今でもその女の人は、自分の体を捜し続けてるんだってさ。」

[メイン] GM : あなたはよくある怪談話だと感じるだろう。

[メイン] GM : 線路の向こうから電車がこちらに向かって来ている様子が伺える。
あなたがそうやって電車に目を向けたとき。

[メイン] 鬼瓦 輪 : 踏切を渡るために、その場で軽く足踏みをして
軽く噂話に意識を傾ける

内容への感想として最近何かと物騒だな、と思いその先を思考しようとしたところで、電車が向かってくるのを確認し……

[メイン]   : 「ねえ。どこにも見付からないの。だから、あなたが見つけて?」

[メイン] GM : 耳元でそんな囁き声が聞こえたとともに、あなたの意識は暗転した。

[メイン] GM :  

[メイン] GM :  

[メイン] GM : 次に意識を取り戻した時、そこは先程の踏切の前だった。

[メイン] GM : 何時の間に電車が過ぎ去ったのか遮断機は上がりきっており、先に進めるようになっていた。

[メイン] GM : しかし、何故か線路の真ん中に一台のビデオカメラが開いた状態で置かれている。
そしてさきほどまで昼間だったはずの景色は夕暮れへと変わっていた。

[メイン] GM : 突然周囲が変化していた事にSANc(0/1)

[メイン] 鬼瓦 輪 : ccb<=65 (1D100<=65) > 89 > 失敗

[雑談] system : [ 鬼瓦 輪 ] SAN : 65 → 64

[メイン] 鬼瓦 輪 : 唐突に意識が暗転し、地に仰臥していたのだが
ふとした拍子に目が覚め……上体のみを一先ず起こす

[メイン] 鬼瓦 輪 : 寝惚けていた意識は少しずつ元に戻って

[メイン] 鬼瓦 輪 : 「……うわぁ!?」
昼間がいつしか、夕暮れ時に変わっていっており
その事実に目を見開いて大きく驚き、上体をバネにそのまま立ち上がる

[メイン] 鬼瓦 輪 : 「嘘だろ……このようなところで……」
己の失態に眩暈のようなものも覚えつつ、踏切が上がっているのかを今一度確認しようとする

[メイン] 鬼瓦 輪 : ccb<=90 目星 (1D100<=90) > 5 > 決定的成功/スペシャル

[メイン] GM : よく見てみると、赤い花が生けられた小さな花瓶が置いてある。
花は彼岸花だ。
夕暮れに紅く照らされて怪しいくらいに美しく見える。
先ほどまでは無かったはずだが、誰が置いたのか不思議に思う事だろう。

[メイン] 鬼瓦 輪 : 少し注視する。彼岸花はこの踏切には置かれていなかったと思うのだが……。
あったとすれば、水をやるくらいはしていただろう
しかし、そんなものは今は知らない。どうなっているのだろうか

[メイン] 鬼瓦 輪 : そのまま視線は、踏切内に不自然に置かれているビデオカメラへと移る

[メイン] 鬼瓦 輪 : ccb<=90 (1D100<=90) > 96 > 致命的失敗

[メイン] GM : ビデオカメラに近寄っていくと、どうやら電源がついているようだ。

[メイン] GM : あなたがビデオカメラを手に取ろうと視線を向けると、そのカメラの映像に人の足が映っている事に気がつく。
黒いローファーに、真っ白な靴下。

[メイン] GM : 慌てて足が映っている方向に目を向けても、そこに人は居ない。
何故かカメラの映像の中だけにその”人間の足”が映っていることに恐怖感を覚えるだろう。SANc(1/1d2)

[メイン] 鬼瓦 輪 : ccb<=64 (1D100<=64) > 45 > 成功

[メイン] system : [ 鬼瓦 輪 ] SAN : 64 → 63

[メイン] 鬼瓦 輪 : 「あ……足だけ!?」
慄きながらも、そのカメラをしばらく注視してどうするべきかを少し考える

[メイン] 鬼瓦 輪 : 無視する……にしても気味が悪いし
かと言って拾うのもなぁ…と考えたが

[メイン] 鬼瓦 輪 : なんだろうか、このまま放置して家に帰ったとしても心に靄が掛かるだけだろうと
少し歩き出して、ビデオカメラに手を伸ばす

[メイン] GM : カメラを持ち上げ、その人物のいる方向へと向ける。

[メイン] 少女 : すると、そこにはセーラー服を着た十代前半くらいの少女が此方を見つめて映っていた。

[メイン] 少女 : 画面の向こうの少女と目が合うと、ふわりと優しく微笑まれる。
あまりの邪気の無い優しい微笑みにあなたは呆気に取られるかもしれない。

[メイン] 少女 : 少女はあなたに何かを伝えようと口を動かしているようだが、あなたの耳には届かない。

[メイン] 鬼瓦 輪 : 「おお………?」
まず初めに来たものは困惑。屈託のない微笑みをするセーラー服の少女に対し、自身もひとまず頬を緩ませて笑顔で返す
こんな状況だ、人がいて良かったと思って

[メイン] 鬼瓦 輪 : そして、何かを伝えようとしているのは伝わったのだが
肝心の内容がさっぱりわからないことに、少し顔を顰めつつも

[メイン] 鬼瓦 輪 : 「な……なんだ?」
困惑混じりながらも、手を動かしてジェスチャーをしながら会話を試みようとする

[メイン] 鬼瓦 輪 : 「えー、えーーーっとなぁ……」
しばらく考えて

[メイン] 鬼瓦 輪 : 「私は輪、そちらは?」
まずは簡潔な自己紹介からするべきだろうと、名を尋ねるようにする

[メイン] 少女 : 輪のその問いに、困ったように笑って、両手の人差し指で×マークを作る。

[メイン] 鬼瓦 輪 : つまり話す事は出来ない、と
実はジェスチャーなど殆どやったことが無いからか、そう判断した
同時に、声は通じてそうだということもある程度判断して

[メイン] 鬼瓦 輪 : ならば……

[メイン] 鬼瓦 輪 : 「そのカメラはそちらのか?」

[メイン] 少女 : 微笑み、こくりと頷く。

[メイン] 鬼瓦 輪 : なるほどなるほど、YES NOの2択ならば辛うじて意思疎通も可能そうだ

[メイン] 鬼瓦 輪 : そうして落ち着いたからか、意識を失う前に辛うじて聞こえていた声を思い出す

[メイン] 鬼瓦 輪 : 「あの声はそちらのか?『あなたが見つけて』……と確か聞こえた気がするのだが…」

[メイン] 少女 : 嬉しそうに、何度もうなずく。

[メイン] 鬼瓦 輪 : なるほどなるほど、と数度こちらも頷いて

[メイン] 鬼瓦 輪 : 「……あー、そろそろ踏切を渡りたいんだが……いいの、か?」
恐る恐る尋ねる。多分そんなことする必要はないのだが、何かと不安というものはあるもので。

[メイン] 少女 : あなたを案内するように手招きし、踏切から離れて住宅街の方へと自らは歩いて行く。

[メイン] 鬼瓦 輪 : それに応じて、こちらもまた進んで行く

[メイン] GM : あなたが踏切から出ようと足を踏み出した。

[メイン] GM : その瞬間、突然けたたましい警報機の音があなたの頭の中に響き渡り、気付けば電車があなたの目の前まで迫って来ていた。
逃げることもかなわずそのままあなたの身体は宙を舞い、四肢はあまりの勢いに引き裂かれる。
ごとり、とあなたの頭部のみが線路から投げ出される。

[メイン] GM : <目星>どうぞ!

[メイン] 鬼瓦 輪 : ccb<=90 (1D100<=90) > 38 > 成功

[メイン] GM : 暗転する意識の中、ビデオカメラの向こうに少女のものとは違う小さな足が見えた。

[メイン] GM : …そこであなたの意識は再び浮上する。
あなたは線路から出て、ビデオカメラを手にしている。
先ほどまで上がっていたはずの遮断機は完全に降りきっていた。
ビデオカメラの向こうで少女は相変わらず住宅街へと手を招いている。

[メイン] GM : 自らの”死”を経験したあなたはSANc(1/1d4)

[メイン] 鬼瓦 輪 : ccb<=63

[メイン] 鬼瓦 輪 : ccb<=63 (1D100<=63) > 5 > 決定的成功/スペシャル

[メイン] 鬼瓦 輪 : 「はっ、えっ…は?」

[メイン] 鬼瓦 輪 : 何が起きたのか、理解する暇すら無くて

[メイン] 鬼瓦 輪 : 自分が轢かれて……その時に……その時に……!
轢かれて……死んだ、と思っていたのに……

[メイン] 鬼瓦 輪 : 困惑する状態のまま、それでも死を伝えるように脂汗は湧き出ていて
それを抑えるために深く呼吸を数回、そして

[メイン] 鬼瓦 輪 : 再び手招いている少女の元へと、歩く事にした
……今度は、色々と警戒心を強くしながらだが

[メイン] GM : 少女に案内されるがまま進んでいくと、住宅街へと出る。

[メイン] GM : 住宅街はあなたのよく知る街並みをしていたが、人の気配は一切ない。
街中は何故か水たまりがあちらこちらにあるが、あなたの記憶の中で今日雨が降っていたような記憶は一切なく、不思議に思う事だろう。

[メイン] 少女 : 少女はあなたが付いてきているか確認するように振り返り、嬉しそうにほほ笑む。

[メイン] 少女 : 住宅街に着いてからは水たまりの上を踊るように跳ねたり、掲示板をのぞき込んだり、まるで何かを探すように街中を歩き回りつつもあなたが見失わない程度に傍に必ず居る。

[メイン] 鬼瓦 輪 : 何だ……?
何が一体起きているんだ………?

[メイン] 鬼瓦 輪 : 雨が降っていたなど私が記憶している限りあり得ないことだ。と理解しつつも、掲示板と水たまり
その双方に対して交互に視線を動かして

[メイン] 鬼瓦 輪 : ccb<=90 掲示板 (1D100<=90) > 94 > 失敗

[メイン] 鬼瓦 輪 : ccb<=90 水たまり (1D100<=90) > 27 > 成功

[メイン] GM : 昔から使われているらしい少し古い木の掲示板だ。
なんてことない街のお知らせ等が貼られているが、その中に二枚、セロハンテープで雑に貼られた子供の落書きが張り付けてあった。
この街の地図と、七不思議が書かれている。

[メイン] GM : ななふしぎ
1・ふみきりのおんなのこ
2・いじげんのみずたまり
3・こうしゅうでんわ
4・ほたる
5・ほどうきょうにいるおとこのこ
6・しんれいじはんき
7・?????????(黒く塗りつぶされている)

[メイン] GM : 七不思議に対して<オカルト>を振れますね

[メイン] 鬼瓦 輪 : ccb<=90 オカルト (1D100<=90) > 62 > 成功

[メイン] 鬼瓦 輪 : 七不思議とは学生である我が身、割と馴染みの深いものであったりもする
それ故か、それに準ずるものに対してもある程度の想像は付いたりする。

[メイン] GM : ある地域や場所において起こる不可解な7つの事柄を指す語。転じて、7つの不可解な物や現象を数え上げたものを指し、怪談の一形式としても有名である。
また、元々個別に存在していた話を七不思議に倣って七つに集約するために、実際には八つ以上存在する場合もあり、場合によって内容が変わることもある。怪談系ではこれを逆手に取り、八つ目を知ると身に危険が迫ると言った物も多い。
近年伝わっているものでは、”七個目を知ると異世界に連れていかれる”といったものに変わっている、ということを知っている。

[メイン] GM : あなたが水たまりをのぞき込むと、夕焼けの色が反射してきらきらと輝いている。
少女は水たまりを踏まないように跳ねているが、どうやらその振動でか水たまりがゆらりと揺れている。

[メイン] GM : 揺れた水たまりの中に複数の人影が見えた。
ぼそぼそと何かを話し込んでいるようだ。

[メイン] GM : <聞き耳>を振れますね

[メイン] 鬼瓦 輪 : ccb<=75 (1D100<=75) > 67 > 成功

[メイン] GM : ぼそぼそとした噂話が聞こえる。

[メイン]   : 「そういえば、あの自殺があった踏切の近くの歩道橋で落下事故に遭った子がいたわよね」

[メイン]   : 「もう何年も経つのに、後遺症が酷いみたいで…かわいそうにね」

[メイン]   : 「噂ではもう長くはないみたいよ」

[メイン] 鬼瓦 輪 : 「…………」

[メイン] 鬼瓦 輪 : 水溜まりを覗き込んで、話を聞く
水溜まりから話を聞くというのも変な話ではあるが、とにかく聞こえる以上は耳を傾けるのだ

[メイン] GM : その声をかき消すように

[メイン] GM : ばしゃん。

[メイン] GM : ビデオカメラの向こうからそんな音がした。

[メイン] GM : 少女の足が水たまりへと入ってしまったのか、目の前の水たまりが大きな波紋を描いている。
先ほどの声はもう聞こえなくなっていた。

[メイン] 鬼瓦 輪 : 「………」

[メイン] 鬼瓦 輪 : しばらく無言のままそれを見つめた後

[メイン] 鬼瓦 輪 : 掲示板の案内通りか、或いは外部に連絡をとっておきたいという思惑を合わせて
そのまま公衆電話の元へ向かうことにした

[メイン] GM : 住宅街を進んでいくと、ぼんやりとした灯りが見える。

[メイン] GM : 街灯もない街外れの一角に、チリチリと壊れかけた電灯が不快な音を立てながらその古びた公衆電話の存在を主張している。

[メイン] 鬼瓦 輪 : 恐る恐る中に入る
なんというか、風情というものがあるのはなんとも言えない恐怖心というものもあるが…

[メイン] GM : 中に入ると、無人の公衆電話がジリリリリ、と大きな音を立てた。

[メイン] GM : その音はいつまでも鳴り続いており、電話を取らない限りは止まらないのではないかと思うだろう。

[メイン] 鬼瓦 輪 : 電話を手に取り、耳に当ててみる
ちょっと楽しいという思いも僅かに芽生えながら

[メイン] GM : 電話をとってみると、電話の向こうから女の子の声が聴こえてきた。

[メイン]   : 「…さとるくん、さとるくん。おいでください。」

[メイン] GM : <アイデア>を振れますね

[メイン] 鬼瓦 輪 : ccb<=65 (1D100<=65) > 63 > 成功

[メイン] GM : あなたが現実世界で聞いた囁き声と同じ声だということがわかる。

[メイン] GM : そのまま、電話はぷつりと切れてしまう。
以降何度試してもどこかに繋がることはない。

[メイン] GM : <オカルト>を振れますね

[メイン] 鬼瓦 輪 : ccb<=90 オカルト (1D100<=90) > 1 > 決定的成功/スペシャル

[メイン] GM : あなたは『さとるくん』という以下の都市伝説を知っている。

[メイン] GM : 公衆電話に10円玉を入れて自分の携帯電話にかける。
つながったら公衆電話の受話器から携帯電話に向けて「さとるくん、さとるくん、おいでください。」と唱える。
それから24時間以内にさとるくんから携帯電話に電話がかかってくる。
電話に出るとさとるくんから今いる位置を知らせてくれる。そんな電話が何度か続き、さとるくんがだんだん自分に近づき最後には自分の後ろに来る。このときにさとるくんはどんな質問にも答えてくれる。
ただし、後ろを振り返ったり、質問をさとるくんに出さなかったりするとさとるくんにどこかに連れ去られるという噂。
他にも既に答えがわかっている質問をしてしまうと、さとるくんが怒ってしまうという。

[メイン] 鬼瓦 輪 : 確か……聞いたことがあるような気がする

さとるくんの都市伝説は、彼は何かの質問に答えてくれるが機嫌を損ねるようなことをしてはいけない……だったか

[メイン] 鬼瓦 輪 : 少し考えて

[メイン] 鬼瓦 輪 : 公衆電話に再び手を伸ばして、彼を呼んでみる事にした

[メイン] GM : 電話の向こうからは何も聞こえては来ない。
半信半疑になりながらあなたは公衆電話を出るだろう。
直ぐ、後ろから少年の声がした。

[メイン]   : 「ぼく、さとるくん。あなたのお願いはなあに?」

[メイン] 鬼瓦 輪 : 「……お願いなぁ……」
ここで"無い"と答えた場合まあ、どうなるかはわかる
だからこそ、ふっふっふっと笑う……ちゃんと用意したとも!

[メイン] 鬼瓦 輪 : 「ここはどこだ?」

[メイン]   : 「あのよとこのよのはざまのせかい!」

[メイン] 鬼瓦 輪 : ??????。
何を言って…………

[メイン] 鬼瓦 輪 : いや、ああそうか
あの時確かに─────
一度死んだ……気がする

[メイン] 鬼瓦 輪 : ならば……

[メイン] 鬼瓦 輪 : 「あの少女は誰なんだ?」

[メイン]   : 「あの子は都市伝説だよ!」

[メイン] 鬼瓦 輪 : 「……なるほど」

[メイン] 鬼瓦 輪 : 「ここがあの世とこの世の狭間なら、どうやったら出られるんだ?まだやり残したことしか無いんだ……」

[メイン]   : 「出たいのなら、七不思議を見ていけばわかるよ」

[メイン] 鬼瓦 輪 : 「…………」

[メイン] 鬼瓦 輪 : 「わかった、質問はもう無い」

[メイン]   : 「わかった。じゃあぼくもう行くね、ばいばーい!」

[メイン] 鬼瓦 輪 : 「ああ、またな!」

[メイン] 鬼瓦 輪 : そのまま、外に出る

[メイン] GM : 電話ボックスを出ると携帯電話の着信音のようなものが遠くから聴こえる。

[メイン] GM : どこを探してもこの音の発生源は分からない。
暫くするとぷつり、という音と共に消える。

[メイン] GM : <聞き耳>を振れますね

[メイン] 鬼瓦 輪 : ccb<=75 (1D100<=75) > 27 > 成功

[メイン] GM : 音が消える前に「…はい、もしもし」という女の子の声がどこからか聞こえた。

[メイン] 鬼瓦 輪 : 「………」

[メイン] 鬼瓦 輪 : 「よく考えたら都市伝説相手に"またな"……もおかしいか」

[メイン] 鬼瓦 輪 : 何度か息を吐いて、次の場所……社へと向かう

[メイン] GM : 民家と民家の間に挟まった林の中、それは鳥居もない、ただ祠だけがぽつんとある寂れた雰囲気の不思議な場所だった。
何を祀ってあったのだろうか、文字も擦れておりもう読めない。
扉があり、一枚のお札がその祠に貼られていた。

[メイン] 少女 : 少女は画面の向こうで相変わらず何かを探すように社を見渡している。

[メイン] GM : <目星>を振れますね

[メイン] 鬼瓦 輪 : ccb<=90 (1D100<=90) > 29 > 成功

[メイン] GM : あなたはビデオカメラに映る映像に違和感を覚えた。
画面の祠の中がぼんやりと光っている。

[メイン] 少女 : 少女はそれには気付いていない様子で、社の傍で座っている。

[メイン] 鬼瓦 輪 : 「……」

[メイン] 鬼瓦 輪 : このまま気が付かないのも可哀想だ、と思って

[メイン] 鬼瓦 輪 : 「祠の中……光っているけど見えているか?」

[メイン] 少女 : 輪の言葉を受けると、はっとした顔をしたあと、祠の方に顔を向ける。

[メイン] 少女 : そのまま祠の中を覗き込み触れようとするが、まるで壁があるかのように直前でぺたり、と空中で手が止まってしまう。

[メイン] 少女 : 困ったような顔を輪に向ける。

[メイン] 鬼瓦 輪 : 「……あれ、かなぁ…………?」

[メイン] 鬼瓦 輪 : わからん。
お札と言うものは基本悪き物を封印するためにつけられると言う
ならば……コレを剥がす事は……或いは…

[メイン] 鬼瓦 輪 : だが……

[メイン] 鬼瓦 輪 : 「……困っているのなら、少しくらいはな」
そう言って、札を剥がそうとする

[メイン] GM : あなたがお札を剥がすと、ビデオカメラの向こうのお札がひらりと地面に落ちた。

[メイン] 少女 : その様子を見て、ぱあっと明るい笑顔をあなたに見せたあと、おそるおそる祠の方へ手を伸ばす。
今度は触れることができたようで、そのまま少女は扉を開ける。

[メイン] GM : あなたの目の前の扉がギイ、と音を立てて開く、ビデオカメラの向こうには何も無い。

[メイン] GM : ただ、あなたの目の前の祠の中から数匹の蛍がふわりと飛び出す。

[メイン] 鬼瓦 輪 : 良かった良かったと、うんうんと頷くと
数匹の蛍が現れた事に目を開いて

[メイン] GM : …誰かが小さく自分の名前を呼んだような、そんな声がした。
その声があなたには誰か分からないかもしれないし、知っている声なのかもしれない。
周囲を見渡しても人影はない。

[メイン] 鬼瓦 輪 : 「……蛍?」

[メイン] GM : 蛍が消えた祠の中にはひとつの古びたお守りが残されていた。

[メイン] GM : <聞き耳>を振れますね

[メイン] 鬼瓦 輪 : ccb<=75 (1D100<=75) > 35 > 成功

[メイン] GM : 声は蛍から聞こえたような気がした。

[メイン] 鬼瓦 輪 : 声に対して、反応しようとして
それが蛍からもたらされた物なのだと知り、さらに驚きを重ねるも

[メイン] GM : <オカルト>を振れますね

[メイン] 鬼瓦 輪 : ccb<=90 (1D100<=90) > 33 > 成功

[メイン] GM : 蛍は亡くなった人の魂だとどこかで聞いたことがある。
死者の声を聞いた、その事実にぞくりとした悪寒を感じる事だろう。SANc(1/1d2)

[メイン] 鬼瓦 輪 : ccb<=62 (1D100<=62) > 48 > 成功

[メイン] system : [ 鬼瓦 輪 ] SAN : 62 → 61

[メイン] 鬼瓦 輪 : 何度か"まさか"と思いながらも
それを否定できるだけの材料は無い所か、肯定の方が多い事に若干の悪寒を感じつつも

[メイン] 鬼瓦 輪 : 古びたお守りに手を伸ばす

[メイン] GM : 『厄除御守』と書いてある。
紐にネームタグがついており、”あきら”と書かれていた。

[メイン] 鬼瓦 輪 : それを大事そうに持った後、再び歩き始める

[メイン] 鬼瓦 輪 : 順に沿っていくのならば……次は…………歩道橋か

[メイン] GM : 線路に跨って建っている歩道橋だ。
一番上まで上がると、街が一望できた。

[メイン] 少女 : 夕映えの空が柔らかくあなたを包み込み、ビデオカメラの向こうの少女は輝く赤い光に照らされてまるで一枚の絵を見ているかのような美しさをまとっていた。

[メイン] 少年 : 少女に目を奪われていたあなたがふと気が付いて顔を向けると、歩道橋の真ん中のあたりに少年が一人立ちすくんで此方を見つめていた。

[メイン] 少年 : その表情はどこか不安そうな、怯えたような様子で自らあなたに近づこうとする風ではない。

[メイン] 鬼瓦 輪 : …………。
思わず光景に、言葉を失っていたが

[メイン] 鬼瓦 輪 : 少年に気が付き、それの様子を察したのか

[メイン] 鬼瓦 輪 : 「大丈夫か……?」
と、ゆっくりと一歩ずつ近づく

[メイン] GM : あなたが少年に近付いた時、突然あのけたたましい警報機の音があなたの頭の中に響き渡る。
気が付くとあなたは夕暮れの歩道橋から線路を見下ろしていた。

[メイン] GM : あなたが声を上げようとすると、口からは幼い子供の声が発せられる。

[メイン]   : 『いやだ。もう、いやだよ。』

[メイン] GM : それはあまりにも、悲痛な声。
そのまま視界がぐらりと傾き、重力に従い身体は線路へと落ちてゆく。

[メイン]   : 『じゃあ、連れて行ってあげるよ』

[メイン] GM : あなたが衝撃に備え目を瞑った瞬間、そんな声が聞こえ、地に足が付いている感覚に目を開く。

[メイン] GM : そこには先ほどの少年がおり、相変わらずあなたを怯えたように見つめていた。

[メイン] GM : 自らの”死”を経験したあなたはSANc(0/1d2)

[メイン] 鬼瓦 輪 : 「……また、か!?」
そう言い放った時にはもう遅く、二度目の死が

[メイン] 鬼瓦 輪 : ccb<=61 (1D100<=61) > 65 > 失敗

[メイン] 鬼瓦 輪 : 1d2 (1D2) > 1

[メイン] system : [ 鬼瓦 輪 ] SAN : 61 → 60

[メイン] 鬼瓦 輪 : またしても起きた不可思議な現象、そして何より繰り返された死に対して顔を歪ませるも

[メイン] 鬼瓦 輪 : 「……君、の……名前は?」

[メイン] 鬼瓦 輪 : 恐怖などで、呼吸すらも整わない中で
それでもと少年の名前を尋ねる…………何にせよ、一度ここから出たほうがいいだろうと言うのもある。

[メイン] 少年 : 「ぼ、ぼ、ぼ、僕…」
たどたどしい口調で困ったように輪を見つめる。

[メイン] 鬼瓦 輪 : 「あーー………」

[メイン] 鬼瓦 輪 : そう言うのってよくある。自分も昔そうだったし。

[メイン] 鬼瓦 輪 : 「よし、なら今から名前を当ててやろう!間違っていたら首を縦に振るんだぞ……いいな?」

[メイン] 少年 : 不安と期待の入り交じったような顔で輪の方を見る。

[メイン] 鬼瓦 輪 : 発言の節々にしっかりとした自信がないのがよくわかる。
ただまあ、自分の予想が正しければ……少年の名前は……

[メイン] 鬼瓦 輪 : 「"あきら"くんだ!」

[メイン] 少年 : その言葉を聞き、はっとした顔をしたあと
「そ、それ、僕の名前…。ど、どうして…?」
とたどたどしい言葉で慌てたように声を上げる。

[メイン] 鬼瓦 輪 : 「この近くの社にこれが置いてあったから…かな」

[メイン] 鬼瓦 輪 : そう言って見せつけるのは、拾った古びたお守りだ
名前が他にそれしかなかったというところから、ヤケクソ気味た判断をしたのは認めよう

[メイン] 少年 : 「そ、れ、ぼく…の」
輪が持つお守りをじっと見つめる。

[メイン] 鬼瓦 輪 : 「む……そうなのか?」

[メイン] 鬼瓦 輪 : 「だったら……」
あきらの元まで近づいて

[メイン] 少年 : 「む、昔おじいちゃんがくれたんだ。
だ、大事にしなさいって言われてたんだけど…そ、そういえば歩道橋から落ちた時に、引っかけて紐が千切れてどっか行っちゃったんだ」

[メイン] 鬼瓦 輪 : 「返すよ、人のものだしな」

[メイン] 鬼瓦 輪 : 手のひらにお守りを乗せて

[メイン] 少年 : 「お、おねえちゃんが拾ってくれたんだね。あ、ありがとう」
掌に乗ったお守りを大事そうに握り、輪に感謝を述べる。

[メイン] 鬼瓦 輪 : 「なるほど」

[メイン] 鬼瓦 輪 : 「ああ、そうだ……この娘について見覚えとかはあるか?」
そう言い指し示すのは、ビデオテープに写る少女の方だ

[メイン] 少年 : 「え、ど、どの子…?」
恐る恐るビデオの画面に目を移す。

[メイン] 少女 : ニコリと微笑み、ピースサインをしている。

[メイン] 少年 : 「え、な、なんで?そ、そこにいないのになんで映ってるの…?」

[メイン] 少年 : 少年は驚いているようだが、好奇心の方が強いのかまじまじとビデオカメラをのぞき込んだり、少女がいるらしき場所に手を伸ばしたりしている。

[メイン] 少女 : 少女はそれを見て、クスクスと笑いながらゆっくりと伸ばされた少年の手に重なるように、その手を伸ばした。

[メイン] 鬼瓦 輪 : 「…………」

[メイン] 鬼瓦 輪 : 割と呑気に、奇跡というかなんと言うか
そう言った特別な事はよく起きるものなのだなと思ってそれを眺めていて

[メイン] 少年 : 輪の視線に気づき
「ご、ごめんなさい。え、えっと、僕もこの女の子は…は、初めて見ました」

[メイン] 鬼瓦 輪 : 「……の割には随分と仲が良さそうだったと思うぞ?」

[メイン] 少年 : 「…ぼ、僕、こういう、不思議なものが、す、好きで…」

[メイン] 鬼瓦 輪 : 「なるほどなー」
割と棒読み気味でもあった。

[メイン] 鬼瓦 輪 : 「……よし、次行くか」

[メイン] 少年 : 「え、つ、次…?」
不思議そうな顔をして輪に尋ねる。

[メイン] 鬼瓦 輪 : 「七不思議巡りを今してるんだ」
嘘は言っていない。

[メイン] 鬼瓦 輪 : 「で、次が自販機と示されていてな!そこに今から行こうとするところなんだが……」

[メイン] 鬼瓦 輪 : 「1人にさせるのも…色々とこわい!ので!着いて来い!」
あきらに向けて、はっきりとした声で

[メイン] 少年 : 「お、おねえちゃんもなんだ」

[メイン] 少年 : 「け、掲示板に書いてある奴だよね。ぼ、僕もいっこめと、ごこめと、ななこめは見つけられなかったんだけど…そ、それで、ここでずっと探していて…」

[メイン] 少年 : 「じ、自販機の方には行ったことあるから、う、うん。僕もついてくよ」
輪の言うように一人だと心細いのか、素直について行こうとする。

[メイン] GM : あなたはあきら少年を連れて自販機へと向かいます。

[メイン] GM : 夕焼けの光も遮るようなうっそうと茂った森林の、整備のされていない道路の横道にその自販機はぽつんと立っていた。
自販機は古びているのか嫌な音を放っている。

[メイン] GM : 近付いていくにつれ、あなたは違和感を覚える事だろう。
その自販機に売っているのは飲み物でも、ましてや携帯食品などでもない。

[メイン] GM : 写真だ。
大量の写真がズラリと、自販機のガラスの向こう側で並んでいる。

[メイン] GM : 近付けば異様な事に気が付く、その全ての写真がところどころに白い光が霧散していたり、よくある学生の集合写真の中の一枚に謎に一本手が多かったり。

[メイン] GM : あなたははこれが”心霊写真”の自販機であると分かってしまうだろう。SANc(1/1d2)

[メイン] 鬼瓦 輪 : ccb<=60 (1D100<=60) > 11 > スペシャル

[メイン] system : [ 鬼瓦 輪 ] SAN : 60 → 59

[メイン] GM : 自販機には金額の表示はされておらず、全て青色のランプがついていた。

[メイン] GM : <目星>を振れますね

[メイン] 鬼瓦 輪 : ccb<=90 (1D100<=90) > 93 > 失敗

[メイン] GM : 様々な写真が並んでいますね

[メイン] 鬼瓦 輪 : 「……よく見えないが」

[メイン] 鬼瓦 輪 : 自販機である以上は……

[メイン] 鬼瓦 輪 : 自販機のボタンを1つ押す

[メイン] GM : 自販機のボタンを押すと、一枚の写真が落ちてきた。
あなたが最初にこの世界に来た場所である踏切と赤い花が下りた遮断機の線路の向こうに映っている。

[メイン] 鬼瓦 輪 : 「……これ、は?」

[メイン] 鬼瓦 輪 : あきらの方を向いて、これが何なのか心当たりはあるかを尋ねる

[メイン] あきら : 「ふ、踏切、だね」
しげしげと写真を見て

[メイン] あきら : 「い、いっこめの、ななふしぎの場所じゃないかな」

[メイン] 鬼瓦 輪 : 「……!」

[メイン] GM : <アイデア>どうぞ!

[メイン] 鬼瓦 輪 : ccb<=65 (1D100<=65) > 60 > 成功

[メイン] GM : この写真はあなたがいた踏切の逆側から映しているものだと気が付く。

[メイン] 鬼瓦 輪 : 「……これは……踏切の反対側………か?」

[メイン] 鬼瓦 輪 : そう言えば……と思い返す

[メイン] 鬼瓦 輪 : まだ"踏切の反対側"には行っていない

[メイン] 鬼瓦 輪 : ならば……最後に向かうべきは

[メイン] 鬼瓦 輪 : 「…………7つ目の場所がわかったぞ」

[メイン] あきら : 「…え!?…ほ、本当なの?」

[メイン] 鬼瓦 輪 : 「ああ!」

[メイン] 鬼瓦 輪 : 多分。ともどこかでは思ったりはするけれども

[メイン] 鬼瓦 輪 : 「踏切の反対側だ!向かうぞ!」

[メイン] あきら : 「う、うん!」

[メイン] 鬼瓦 輪 : あれこれと考えるのは一旦止めにして、歩くとしよう

[メイン] あきら : 踏切の反対側へは、歩道橋を使えば渡れると伝え、一緒に向かう。

[メイン] GM : あなた達は写真に写っていた踏切の反対側へと足を運ぶ。

[メイン] GM : 遮断機は相変わらず閉じきっており、特別変わった様子は無い。
ただ、遮断機の横にそれぞれ一つずつ、盛り塩がされている事に気が付くだろう。

[メイン] 鬼瓦 輪 : そのまま、ずけずけと

[メイン] 鬼瓦 輪 : 踏切の中に入ろうと、足を動かす

[メイン] GM : しかし、壁のようなものに阻まれて進むことができない。

[メイン] GM : <オカルト>を振れますね

[メイン] 鬼瓦 輪 : ccb<=90 (1D100<=90) > 96 > 致命的失敗

[メイン] GM : あなたは”鬼門”という言葉を思い出す。

[メイン] GM : 日本独自の陰陽道の中で出来上がった日本独特の思想であると考えられており、「よくない結果が起こりやすい事柄」として用いられている。
鬼門を開く方法のひとつとして、とある場所で結界となっている盛塩を崩す、という方法があることを知っている。
近年では異世界へ行く方法として鬼門を開く方法が紹介されていたりする。

[メイン] 鬼瓦 輪 : 「……ッ!」
進めない事実に、舌打ちなどを混ぜて

[メイン] 鬼瓦 輪 : 「……ここの盛り塩に……鬼門……あきらは何かわかるか?」

[メイン] あきら : 「き、鬼門?そ、そういえば、おじいちゃんから教えてもらったような…」

[メイン] あきら : キョロキョロと周りを見渡して、盛り塩が目に入る。

[メイン] あきら : 「あっ。た、たぶん、あれが結界になってる…のかな?」
「あ、あれを崩せば…結界も、なくなる…と思う」
盛り塩の方を指差しながら自信なさげに答える。

[メイン] 鬼瓦 輪 : 「……」

[メイン] 鬼瓦 輪 : 「色んなことを知っているんだな……すごいぞ」
そう言って、あきらに対して感謝と称賛を述べた後に

[メイン] あきら : 「あ、ありがとう」
褒められて照れくさそうに笑う。

[メイン] 鬼瓦 輪 : そのまま盛り塩を足で───蹴り崩す!

[メイン] GM : その瞬間、ぐにゃぐにゃと空間が歪み始め、あなたは立っていられずその場にビデオカメラを取り落として倒れ伏す。
少年も同じようで、倒れたあなたに必死にしがみついていた。

[メイン] GM : うつろな意識の中、視界の端に映るビデオカメラの向こうで、少女は変わらず笑っていた。

[メイン] GM : 踏切の警報機の音が聞こえる。
その音にあなたが顔を上げると、あなたはあの踏切の前に居た。

[メイン] GM : あなたに背を向けており、その表情は伺えないが、その白い制服や背格好から、先ほどまであの街の中を共に歩いたあの少女だと直ぐにわかるだろう。

[メイン] GM : 踏切に立つ少女はビデオカメラを手に持っていた。
そしてそのカメラを線路の向こう側へと置く。

[メイン] GM : <目星>どうぞ!

[メイン] 鬼瓦 輪 : ccb<=90 (1D100<=90) > 89 > 成功

[メイン] 鬼瓦 輪 : 「待って」
そう言って、少女を助け出そうと

[メイン] GM : そのカメラの方向は風景ではなく、少女自身へと向けられていた。

[メイン] GM : 手を伸ばそうとしても、何故かあなたの身体は動かない。

[メイン] GM : 電車が視界の端に映る。

[メイン] GM : 少女はその場から動かない、警報機は止まらない。

[メイン] 鬼瓦 輪 : 「待って!そのままじゃ……!」
声を荒げる 当たり前だ。わざわざ人死にを見過ごしたくはない…!

[メイン] GM : その時──

[メイン]   : 「…僕。」

[メイン]   : 「僕、さとるくん。あなたのお願いはなに?」

[メイン] GM : その少年の声が聞こえた瞬間、全ての音が止まった。
声はあなたの背後から聞こえてくる。

[メイン] 鬼瓦 輪 : 「…………えっ」
だと言うのに、振り向けない
止まった体は、それすらも許してくれそうになく

[メイン] GM : 少年の問いに答えるように、少女が口を開く。

[メイン]   : 「……私、私ね、
私、みんなに忘れられたくない、このまま空気みたいな人間として生きたくなんかない。」

[メイン] GM : 震える声で少女は言葉を紡いでいく。

[メイン] GM : そして。

[メイン] GM : 少女は迷いもせずに、あなたの方を”振り返った”。

[メイン] 少女 : 「さとるくん。私を、連れて行って」

[メイン] GM : 電車が迫る。

[メイン] GM : 警報機が鳴り響く。

[メイン] GM : 目が眩むほどの鮮やかな色彩の中、少女の笑顔はあまりにも鮮明にあなたの視界に焼き付いて。

[メイン] GM : 華奢な身体は空へと跳ね、あなたの目の前で、踊った。

[メイン] 鬼瓦 輪 : 「待っ────」
その言葉は、最後まで届かず

[メイン] GM :  

[メイン] GM :  

[メイン] GM : 次に意識を取り戻した時、あなたの視界には青空が広がっていた。

[メイン] GM : どうやらあなたは踏切の前で倒れてしまったらしい、熱中症だろうか、先ほど都市伝説の話をしていた女子高生達もその場に居て貴方を心配そうに介抱していた様子だ。

[メイン] GM : 救急車のサイレンが遠くから聞こえてくる。
あなたは現実へと戻ってきた、と実感するだろう。

[メイン] GM : あなたはその後、病院で軽い点滴を受けてから直ぐに退院することになる。
気が付けば大分日が落ちていて、綺麗な夕暮れが窓から見えるだろう。

[メイン] GM :  

[メイン]   : 「あ、あの…」

[メイン] GM : 病室から出たあなたは、ふいに誰かに声をかけられた。

[メイン] 鬼瓦 輪 : 声に反応して、咄嗟に振り向く

[メイン] GM : どこかで聞いた事があるような、だけどあなたの知る声より少し低いような。

[メイン] 学生服を着た少年 : 振り返れば、幼さの残る顔立ちの、学生服を着た少年があなたを見つめている。

[メイン] 鬼瓦 輪 : 「……あきら………なのか?」

[メイン] 学生服を着た少年 : こくりと、うなずき。

[メイン]   : 「「…見つけてくれて、ありがとう。」」

[メイン] GM : 少年の声に重なるように、聴いたことのある少女の声が聞こえた気がした。

[メイン] 鬼瓦 輪 : その声に、頬を緩ませて
にこりと笑ったままで彼らを見て、素直に喜んだ

[メイン] GM : 夏風があなた達の横を通り過ぎて行く。

[メイン] GM : 見覚えのあるお守りが、少年の鞄の横で揺れていた。

[メイン] 鬼瓦 輪 : 「まあ、ほら…アレだ」

[メイン] 鬼瓦 輪 : 「1人って嫌だろ、色々と」

[メイン] 鬼瓦 輪 : それだけだと言いた気に、或いは感謝されることでもないと言いた気に返して

[メイン] 鬼瓦 輪 : 「本当に……よかったな!」

[メイン] 鬼瓦 輪 : 少年"達“に対して

[メイン] 鬼瓦 輪 :  

[メイン] GM :  

[メイン] GM :  

[メイン] GM : シャンクトゥルフ
「眩む世界で君とワルツを」

[メイン] GM : TrueEND…《眩む世界でまた》

[メイン] GM :  

[メイン] GM :  

[メイン] GM :  

[メイン] GM : 宴ですわ~!!!

[メイン] 鬼瓦 輪 : 宴だぁ〜〜〜!

[メイン] GM : クリア特典SAN回復
生還1d10
御守りを返した1d4

[メイン] 鬼瓦 輪 : 1d10+1d4 (1D10+1D4) > 9[9]+3[3] > 12

[メイン] system : [ 鬼瓦 輪 ] SAN : 59 → 71